2010年06月20日

陛下の本来の仕事は祭事である

静養中の天皇陛下が発熱、視察取りやめ


陛下のお仕事は本来祭事である。それは長き歴史、恋々と語り継がれる、まさに日本の伝統と文化そのものです。
陛下は祭事王なのです。
日本国民の豊穣と安寧のために祈り続ける、存在。
一切の私利私欲を廃し、ただただ国民のためだけに存在しておられる、無私の存在なのです。

民主党の政権に入って陛下は公務が多すぎます。小沢幹事長が陛下を政治的に利用した事件は記憶に新しいですね。これは絶対許されない事なのだ。
なぜなら権威は権力と別のものだからです。

権威(けんい、Authority)とは、自発的に同意・服従を促すような能力や関係のこと。威嚇や武力によって強制的に同意・服従させる能力・関係である権力とは区別される。代名詞的に、特定の分野などに精通して専門的な知識を有する人などをこう称することもある。(Wikiより)

権力(けんりょく、ドイツ語 Macht、英語 power)は、何らかの物理的強制力の保有という裏づけをもって、他者をその意に反してでも服従させるという、支配のための力のことである。権力者とは、そうした権力を独占的に、あるいは他に優越して保有し、それを行使する可能性をもつ者を言う。強制の有無という点で、被治者の自発的な同意・服従を要請する権威とは区別される。(Wikiより)

日本は権威と権力を古代より分けてきました。これは実は実に上手い国の統治の仕方なのです。
この二つを分ける事により、絶対な独裁者は生まれない。
どれほど権力を持っていても権威が上にある限りは、権力は権威を犯せない。
また権力は時代によって攻勢衰退する。それは権力の性質を見れば理由がわかります。
だが権威は暦すを積み重ねれば積み重ねるほどの権威は増すのです。
天皇が親政を行ったのは古代を除けば一部の例外を除いてありません。平安の藤原氏も、鎌倉幕府も、室町幕府も、江戸幕府も権力をどれほどもっても、天皇の権威を犯す事は出来なかったのです。それは民衆が、自然と天皇を崇拝していたから。アメリカのGHQですら、天皇家を廃止する事ができなかった。もしそうなれば、日本国民が総出で敵になるとわかっていたから。
権威とは時として権力さえも抑える力があります。だから日本ではどれほど権力を持っても、権威と権力を併せ持つ絶対権力者は生まれなかったのです。

天皇家は世界最古の血筋であり、天皇は世界で最も権威を持っています。
この権威は世界の外交において、非常に強い力を発揮します。天皇の外交は外交官100人の外交に勝ると聞いた事がある方多いと思います。
詳しくはこちらのサイトに書かれているので是非ご覧下さい。興味深い。↓
http://www.infosnow.ne.jp/~sevas/adult/japan/japan2.html

天皇は権力者ではありません。もちろん神でもありません。(天皇が神という教育は、昭和13年ごろから終戦までの間だけで、これは戦争に天皇が動員(悪い言い方をすれば利用)されたからです)
政治の介入は今も昔も出来ません。(戦前も立憲君主制で、天皇といえども憲法には従わねばならず、議会の決定には反対する力を持たなかったのである)もちろん軍を掌握する事も出来ません。
それどころか、投票権もありませんし、職業選択の自由も転居の自由もありません。私(し)のための権利を持っていないのです。公(おおやけ)の存在として、国民の安寧のために祈るというのが、古来からの今も変わらない天皇の役割なのです。
天皇は象徴であり、日本の祭事(私達がお正月・勤労感謝の日・秋分の日・春分の日・文化の日等と読んでいるのは本来祭りごとをおこなう日です。またその他の大小さまざまな祭事を執り行っております)をまとめる方で、役割的にはローマ法王に近いです。
祭事など必要ないと思われてる方はお正月を祝った事はありませんか?地元で縁日があったり、秋祭り、夏祭りなど参加した事はありませんか?それらはすべて、天皇が行う祭事に繋がっています。

では祈りを行う祭事とはどういうものなのか。

1月1日 西方拝 
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天皇は皇居内の神嘉殿の前庭よりお出ましになり、地面敷いた畳にお座りになられて、伊勢神宮をはじめ、四方の天神地祇、神武天皇陵、昭和天皇陵、ならびにいくつかのゆかりの神社に遥拝(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E9%81%A5%E6%8B%9D)される。これが一年で一番最初の宮中行事であり、年頭にあたって天皇は国家国民の安寧をお祈りになる。

天皇論 小林やすのり著 より引用
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1月1日 歳旦祭
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B3%E6%97%A6%E7%A5%AD
1月3日
元始祭(げんしさい)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E5%A7%8B%E7%A5%AD

1月4日 奏事始
1月7日 昭和天皇祭
1月30日 孝明天皇例祭

2月17日 紀元祭
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%88%E5%B9%B4%E7%A5%AD
(2月11日紀元節は戦後GHQによって、勤労感謝の日にされた。)

春季皇霊祭(現春分の日、戦後GHQによってこう改名された)
秋季皇霊祭(現秋分の日、戦後GHQによってこう改名された)

皇霊祭とは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%87%E9%9C%8A%E7%A5%AD

4月3日
神武天皇祭http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%AD%A6%E5%A4%A9%E7%9A%87%E7%A5%AD

鎮魂祭 新嘗祭の前に行う儀式
神嘗祭
(行事が多いので詳細はこちらで↓)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%98%97%E7%A5%AD
大嘗祭(行事が多いので詳細はこちらで↓)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%98%97%E7%A5%AD

招魂祭
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%9B%E9%AD%82%E7%A5%AD

天長祭(天皇誕生日)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E9%95%B7%E7%A5%AD

わかる範囲で載せてみました。小さな祭事はもっとあります。また私が説明できない祭事は除きました。実に不完全でスイマセン。
大事なものが抜けている、それは違うなどのご指摘がありましたらバンバンお願いします。
小林よしのり著 天皇論 にかなり詳しく書かれておりますので、そちらをどうぞ。

一年を通して、さまざまな祭事を天皇陛下はこなされます。すべては国民と国家の安寧をお祈りになられます。さらに公務があります。陛下のスケジュールはたいへんハードです。
祭事をはずす事は絶対出来ません。それは古来より伝わる天皇の役目だからです。だからこそ、ご高齢を配慮して、もっと公務を差し控えるべきなのです。
まして天皇の権威を利用しようなどと、言語道断です。


参考サイト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%88%E5%B9%B4%E7%A5%AD
http://www.infosnow.ne.jp/~sevas/adult/japan/japan2.html
http://koshitsu.jugem.jp/?eid=84

参考資料
昭和天皇論 著 小林やすのり
天皇論   著 小林やすのり

追加 神道(しんとう)のいろは 神社本庁教学研究所監修
posted by イツキ舞(or リリア) at 00:59| Comment(0) | 皇室
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